日本の選挙戦略の第一人者として知られる藤川晋之助さん。
130勝14敗という驚異的な実績から「選挙の神様」と呼ばれ、数々の選挙戦を勝利に導いてきました。
そんな藤川晋之助さんの学歴や経歴、プロフィールを詳しく見ていきましょう!
この記事でわかること
- 藤川晋之助の学歴
- 藤川晋之助の経歴
- 藤川晋之助のプロフィール
藤川晋之助の学歴は国士舘大学文学部出身!
藤川晋之助さんの学歴はこちらです。
<藤川晋之助の学歴>
- 高校:大阪市立高等学校(現・大阪府立いちりつ高等学校)
- 大学:国士舘大学文学部史学地理学科
高校:大阪市立高等学校(現・大阪府立いちりつ高等学校、偏差値58-60)
藤川晋之助さんの学歴で、高校は大阪市立高等学校(現・大阪府立いちりつ高等学校)です。
<大阪府立いちりつ高等学校>
所在地:〒573-0064 大阪府枚方市北中振2丁目8−1
偏差値:理数科(60)/ 普通科(58)
藤川晋之助さんは中学校卒業後、大阪府枚方市にある大阪市立高等学校(現・大阪府立いちりつ高等学校)に進学します。
藤川晋之助さんは1969年に起きた東大安田講堂事件で、事件をきっかけに政治への関心を深めます。
より本格的に政治を学びたいという思いから国士舘大学への進学を決意しました。
<大阪府立いちりつ高等学校出身の著名人>
- タージン(お笑い芸人)
- 桂小春団治(3代目)(落語家)
- 松谷竜二郎(元プロ野球選手)
- 北野誠(タレント)
大学:国士舘大学文学部史学地理学科(偏差値37.5~40.0)
藤川晋之助さんの学歴で、大学は国士舘大学文学部史学地理学科の出身です。
<国士舘大学>
所在地:〒154-8515 東京都世田谷区世田谷4丁目28−1
偏差値:37.5~40.0
藤川晋之助さんは大阪市立高等学校(現・大阪府立いちりつ高等学校)を卒業後、国士舘大学文学部史学地理学科に進学します。
藤川晋之助さんは大学時代は学業だけでなく、学生運動にも積極的に参加。
当初藤川晋之助さんは反米思想の持ち主でしたが、次第に共産主義の拡大を懸念するようになり、その後の政治観に大きな影響を与えることとなります。
藤川晋之助の経歴は政治家を経てプランナーに!
藤川晋之助さんの経歴はこちらです。
<藤川晋之助の経歴>
- 大学卒業後:山本幸雄衆議院議員の秘書に就任(23歳)
- 1991年:大阪市会議員に初当選(37歳)
- 1996年:第41回衆議院議員総選挙で落選
- 1998年:三重県名張市の市長選挙で落選
- 2009年:第45回衆議院議員総選挙から選挙手伝いを始める
- 2017~2022年:東京維新の会事務局長を務める
- 2024年:
7月、東京都知事選挙で石丸伸二の選対事務局長を務める
9月、自由民主党総裁選挙で高市早苗陣営の支援に入る
大学卒業後:山本幸雄衆議院議員の秘書に就任(23歳)
大学卒業後、藤川晋之助さんは23歳という若さで、自民党田中派の山本幸雄衆議院議員(後の自治大臣)の秘書となります。
この経験は、藤川晋之助さんの後の政治家人生の基礎を作ることとなりました。
1991年:大阪市会議員に初当選(37歳)
藤川晋之助さんは37歳で自民党から大阪市会議員に出馬し、初当選を果たします。
しかし、その後自民党を離党。
小沢一郎さん率いる『新生党』へ移籍するという大きな決断を下します。
1996~1998年:第41回衆議院議員総選挙で落選、三重県名張市の市長選挙で落選(42~44歳)
藤川晋之助さんは大阪市議2期目の途中、より大きな政治舞台を目指して、1996年に『第41回衆議院議員総選挙』に挑戦。
しかし、旧民主党から立候補するものの落選。
さらに藤川晋之助さんは、1998年に三重県名張市長選にも挑戦しますが、現職の富永英輔さんに敗れて落選。
この落選を機に、政治家としての道を一旦断念することになります。
2009年:第45回衆議院議員総選挙から選挙手伝いを始める(56歳)
藤川晋之助さんは2009年頃より選挙の手伝いを始めます。
藤川晋之助さんは政界引退後、インドネシアで事業を展開。
しかし、アチェ紛争の影響で帰国を余儀なくされてしまいました。
この時、旧民主党の小沢一郎さんから「選挙を手伝ってくれないか?」と要請され、これを機に藤川晋之助さんは選挙プランナーとしての新たなキャリアをスタートさせることになります。
2017~2022年:東京維新の会事務局長を務める
藤川晋之助さんは2017~2022年の約5年間、東京維新の会の事務局長を務めました。
藤川晋之助さんが事務局長就任時、当初東京での維新の国会議員は0人でした。
しかし、藤川晋之助さんは選挙プランナーとしての本領を発揮し、0人だったところから比例代表を含め5人へと躍進させた実績をお持ちです。
2022年には藤川晋之助さんは『藤川選挙戦略研究所』を設立。
選挙プランニングだけでなく、勉強会や研修会の主催、半導体事業、CBDオイルの販売など、多角的な事業展開を行っています。
2024年:各種選挙の手伝いで一躍有名に
藤川晋之輔さんは2024年7月、東京都知事選挙で石丸伸二の選対事務局長を務め、同年9月に、自由民主党総裁選挙で高市早苗陣営の支援に入りました。
7月に行われた東京都知事選挙では、藤川晋之助さんはドトールコーヒー創業者・鳥羽博道さんからの要請を受けて、石丸伸二前安芸高田市長陣営の選対事務局長を務めます。
石丸伸二さんは当初は泡まつ候補扱いでしたが、前参院議員の蓮舫さんを押さえて堂々の2位の得票数を獲得!
ネット上におけるSNS戦略を確立させた第一人者と言っても過言ではないのでしょうか。
また、同年9月に行われた自由民主党総裁選挙では、都知事選の際に要請を受けたドトールコーヒー創業者・鳥羽博道さんからオファーを受けて、高市早苗さん陣営の支援に入ります。
藤川晋之助さんは大阪市議時代に自民党を離れたため、自民党総裁選に本格的に関わるのは、1982年の自由民主党総裁選挙以来の、42年ぶりの出来事でした。
藤川晋之助さんの選挙プランナーとしての特徴は、陣営の中に深く入り込み、陣頭指揮を執る手法にあります。
他の選挙プランナーが多数の選挙を同時に手がける中、藤川氏は依頼の8割を断り、受けた案件に全力を注ぐというスタイルを貫いています。
2025年:デヴィ夫人率いる新党「ワンニャン平和党」の選対委員長に就任
2025年2月13日の東スポwebの記事によると、藤川晋之助さんは元インドネシア大統領夫人のデヴィ夫人が立ち上げる『12(ワンニャン)平和党』に藤川晋之助さんが参謀として携わることが発表されました。
選挙対策委員長には、昨夏の都知事選で石丸伸二氏の参謀を務めた〝選挙の神様〟の異名を持つ選挙プランナー・藤川晋之助氏が就任。その藤川氏は「最低でも2~3議席。参議院で取ります、取ってみせる」と自信をのぞかせた。
藤川晋之助さんは参議院選で「最低でも2~3議席取って見せる」と言っていて、今後その活動が大いに注目されていきそうですね!
2025年3月11日:都内の病院で逝去
2025年3月11日に日刊スポーツが報じた内容によると、藤川晋之助さんは2025年3月11日の未明に都内の病院でお亡くなりになったことが明らかになりました。
長年、数々の選挙に携わり、「選挙の神様」と呼ばれた選挙プランナーの藤川晋之助(ふじかわ・しんのすけ、本名・藤川基之)さんが11日未明、東京都内の病院で逝去した。
藤川晋之助さんは、2025年2月中旬まで、デヴィ夫人の立ち上げた新生党の会見やセミナーに出席するなど、普段と変わらない様子でした。
しかし、その後に入院をされていたとのことです。

■藤川晋之助のプロフィール
藤川晋之助さんおプロフィールはこちらです。
名前 | 藤川 晋之助(ふじかわ しんのすけ) 本名:藤川 基之(ふじかわ もとゆき) |
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生年月日 | 1953年10月31日 |
出身地 | 大阪府大阪市 |
学歴 | 大阪市立高等学校(現・大阪府立いちりつ高等学校)卒業 国士館大学文学部史学地理学科 卒業 |
主な経歴 |
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選挙戦績 | 130勝14敗(2024年8月時点) |
所属歴 |
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現職 | 藤川選挙戦略研究所代表理事 選挙プランナー |
通称 | 「選挙の神様」 |
1953年10月31日生まれ、大阪市出身。
本名は藤川基之(ふじかわもとゆき)さんといいます。
藤川晋之助さんはこれまでに数々の選挙参謀役を務めてきて、その選挙結果は、なんと130勝14敗!
『選挙の神様』といわれるのも納得ですね!
ちなみに、藤川晋之助さん尾ご家族について調べたところ「妻」も「子供」に関する情報も全く見つかりませんでした。
かつて藤川晋之助さんは政治家だった時代もあるので、仮に妻がいれば「妻と闘った選挙戦」などの記事があっても不思議ではないですよね。
そうした記事が全く見つからないということは、藤川晋之助さんは妻や子供がいない独身なのかもしれません。
【まとめ】藤川晋之助の学歴は国士舘大学文学部出身!経歴は政治家を経てプランナーに!
今回は「藤川晋之助の学歴は国士舘大学文学部出身!経歴は政治家を経てプランナーに!」と題してお送りしました。
<この記事でわかったこと>
<藤川晋之助の学歴>
- 高校:大阪市立高等学校(現・大阪府立いちりつ高等学校)
- 大学:国士舘大学文学部史学地理学科
<藤川晋之助の経歴>
- 大学卒業後:山本幸雄衆議院議員の秘書に就任(23歳)
- 1991年:大阪市会議員に初当選(37歳)
- 1996年:第41回衆議院議員総選挙で落選
- 1998年:三重県名張市の市長選挙で落選
- 2009年:第45回衆議院議員総選挙から選挙手伝いを始める
- 2017~2022年:東京維新の会事務局長を務める
- 2024年:
7月、東京都知事選挙で石丸伸二の選対事務局長を務める
9月、自由民主党総裁選挙で高市早苗陣営の支援に入る
藤川晋之助さんは、2024年の東京都知事選で石丸伸二氏の選対事務局長を務め、同年9月には自民党総裁選で高市早苗陣営の支援に入るなど、精力的な活動を続けて大きな注目を集めています。
藤川晋之助さんの真骨頂は、特定の政党や派閥にとらわれず、政策や信念に共鳴できる候補者を支援する姿勢にあります。
これまでに民主党、みんなの党、減税日本、日本維新の会など、様々な政党の選挙で参謀役を務め、その多くを勝利に導いてきました。
「選挙の神様」の異名を持つ藤川晋之助さん。
その豊富な経験と独自の選挙戦略は、今後も日本の政治シーンに大きな影響を与え続けることでしょう。